こんにちは!
伊藤です。
僕は最近、自然農法を
1から学ぶべく、
毎日、父の畑に出ています。
そこで改めて気づいたことは
父の畑は自然農法において
一つの完成形であり
雛形であるということです。
雛形というのは
その場ができることで
だんだんと世界中へ
広がっていくという意味です。
なので、父の畑を自然農法における
雛形と見立てれば、少しずつでも
世界中に自然農法が成立する
畑が増えていくはずです。
だから、1番近くで、
1番長く父の畑を見てる
僕から見た“自然農法の畑“を
このブログで書いていきます。
今日は自身の畑を
自然界に見立てるという
ことについてお話します。
父は畑を一つの自然
として捉えています。
そのような捉え方を
自然観と言います。
土を見る、
作物を見る。
天候を見る。
見るが基本になって
自然農法は成立するんですね。
その“見る“をやっていくと
土と植物の関係性が連動してることがわかります。
湿り気のある土、根の張った土、
団粒構造のある土は植物がたくさんあります。
(ここでいう植物は雑草も含んでいます)
なので土を知ること、
植物を知ることは
自然農法の見るを
やるために必要な経験なんですね。
ただ作物の栽培が始まれば、
土を弄り回りしたり、
生態を知るために作物を
引っこ抜いたりできません。
なので、植物の生態系や
土と植物の関係性は
雑草を通して知るのです。
畑にある雑草を
作物と見立てることによって
植物の生態系がわかってきます。
雑草も作物も同じ生態系ですので
広い定義での理解は同じなのですね。
そして雑草を作物と見立てた時に
雑草を仲間のように思えました。
それは自然農法の畑に
無駄なものなんてない。
ということが今までとは
別の角度からわかったからです。
先入観的に雑草を
いらないものとも
見なしていました。
でも雑草を作物として
見立てることによって
畑を構成する仲間のように接し、
感じることができました。
これは畑を一つの自然界に
見立てることに近づいたのですね。
(自然観が養われた)
つまり雑草と畑が統合されたのです
今までは雑草をいらないと思うことで
畑と雑草に分離が起こっていました。
例えば
「作物は畑にいる。
でも雑草は畑に入らない」
こういった見方をしてると
畑を見る時に
「畑に必要か?不必要か?」
で判断する習慣が生まれます。
これは人生においても
同じことがいえますね。
生きてく上で生まれた選択に
「人生において必要か?不必要か?」
の基準で判断することになります。
でもそれは現時点で
必要か?不必要か?の
判断でしかないのです。
つまり過去の延長線上から
見た判断基準なのです。
時間は過去から今に
流れきていますが、
別の視点から見たら、
時間は未来から今に
流れてもきてるのです。
過去ーーーー現在ーーーー未来
とあったときに
過去▶️▶️▶️▶️現在▶️▶️▶️▶️未来
これが過去から見た
延長線上にある現在ですね。
今の判断をする際にも
過去の経験をもとにしています。
なので予定調和の未来になりやすいです。
もう一つ別の時間軸の捉え方として
過去◀️◀️◀️◀️現在◀️◀️◀️◀️未来
というものがあります。
これは回転寿司のトロ理論ともいえます。
回転寿司でトロを注文すると
未来においてトロがくることは確定しています。
つまり確定してる
未来を設定することで
時間が未来から現在に流れてくるのです。
この時に予定調和の
未来は書き換わります。
これは自分自身でもできますし、
ステージの高い人に理想の未来を
設定してもらうのもおすすめです。
話を戻しますと
雑草の不必要の判断は
過去から集積した自分の判断なのですね。
そうすると予定調和の未来になりやすいです。
(僕でいえば、雑草を不要と
思い続けることによって
自然観が養われにくくなます)
でも自身の畑を
一つの“自然界“に
見立てることで
「どうやったらこの畑に
自然界は存在するかな?」
と考えることができます。
見立てることは人の意識を
最大限発揮する一つの
アプローチになります。
畑を一つの自然界に
見立てることによって、
自然界を創る方向へ
意識のアンテナが張られるのです。
そうなると畑に出た際の
一つ一つの判断基準が
自然界を創るには?という
方向性の問いになるのです。
それは人生にも生かされます。
人生における問いも
自然界を創るには?の
意味合いが含まれます。
そうなると自然に沿った
判断や行動ができていきます。
自然とは道理に沿った道であり
その先には繁栄が続いていますね。
自然農法の畑で
一つの自然界を創ることは
人生においての繁栄の道を
知ることと同じなのです。
なのでまずは
自身の畑を一つの
自然界に見立てることから
初めて見てください。
きっと作業の一つ一つや
見るもの、感じる視点
感情などが変わってくるはずです。
その違いが自然観を養っていくのです。
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