今日は畑にて、
大根を間引きし、
虫を処理した。
そして畑をみてた。
いつも通り大根を見て、
虫を処理して、
ふと、僕が素人目で
大根を見てることに気づいた。
プロならどう見るかな?と
思いながら大根を見てたら、
ある気づきがあった。
父の畑の、大根は1畝に2列捲いてるのだけれど
2列とも大根の大きさや不作具合が連動してるのだ。
どちらの列も最初の方は
大きい葉が実っているのに
ある段階で虫に食われ続け間引きになり、
少し間隔を開けるとまたある程度の大きさになっているのだ。
同じ畝なので、土の栄養分が
同じくらいだからという
解釈もできるのだけれど
僕はもう一つ別の仮説が浮かんだ。
それは大根の大きさが
僕の大根を見る意識とも
連動してることだ。
つまり、大きくなってる大根ほど
普段見るともなく見るをやれている場所なのだ。
そして虫に食われ続け、
間引きをした不作の場所は
ちょうど僕の意識が薄れ、見るともなくみるが
途絶えるというか、少しおざなりな場所だった。
父は大根に関しては
ほぼノータッチなので
大根に見る意識を注いでるのは
主に僕の役割だった。
大根は二列とも大きい大根、
ちょっと小さくなる大根、不作、
また大きい大根、、以下ループ
という大きさの順に育っていた。
父が野菜や作物を見続けること、
話しかけ続けることによって
応えてくれると言っていたけど
その言葉を少し汲み取れた気がした。
野菜は人の意識や言葉がわかるのかもしれない。
これも自分が
プロを意識したから
感じたことだ。
余談だが
大雨の影響もあって、
ここ1週間は2日半ほど
休憩所から畑を丸々見ていた。
最初は不思議な感覚だったけど
今日の終わりには当たり前の感覚で畑を見てた。
でも過ごす体感時間はとても長かった。
農作業をして過ごす時間、
雨の中、畑をただ見てる時間
この二つは全く異質な時間軸で
同じ空間から生まれていた。
いろんな時間を畑で過ごすことによって
見える景色や得られるエネルギーが変わってくる。
きっとこういったことを
たくさんやっていくことなのだろう。
そしたら畑の中でいろんな表情が見え
それを統合して、一つの現象として捉えることで
ありのままに近いよりフラットな情報にアクセスできる気がする。
神オジ様からご紹介いただいた本である
成し遂げる力を読んでいる。
なぜこのタイミングで
神オジ様が僕にこの本の存在を
教えてくれたか、今日少しわかった気がした。
僕はまた畑を歩いてる時に
また別のタイミングで
僕はプロの目で作物を
見れてないことを感じた。
そんな時に成し遂げる力で
作中にあるワンシーンが
僕の頭を掠めた。
創業間もない永守さんの会社は
新製品の試作品を作るときに
「できる!できる!できる!」と
500回くらい言って商品開発に
臨んだそうだ。
100、200回ではそんなに
変わりはないようだけど
500回を超えたあたりから
本当にできる気がしてきて、
エネルギーの乗った仕事ができたとか。
僕はそのお話を思い出して
ごく当たり前に自然農法のプロの目で
畑を見るためにこのエピソードを参考にした。
畑にいながら、
僕は自然農法のプロだ。
僕は自然農法のプロだ。
と言い続けた。
後半はあまりに言いすぎて、
プロだをプラだと言っていて
プラダをきた悪魔を回想してた。
その後は
俺ならできる、俺ならできる。
と言ってみたり、
俺はプロだ、俺はプロだ。と
言っていた。
超自然的に自然農法のプロとして
振る舞い、実際にそうなるには
ここらへんにヒントがありそうだ。
まずは僕の意識をプロにして、
その後に父の感覚を入れていこう。
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